active×hearts
TW4『PSYCHIC HEARTS(サイキックハーツ)』参加キャラのごちゃまぜブログ。 ご存知無い方、興味の無い方は回れ右超推奨。
◇◆――sinks.
- 2014/07/13 (Sun)
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【沈む身体は】
◇遊
遊は薄紅の蓮の花が咲き誇る池に沈んでいきます。
爪先から感覚がなくなるのを感じながら宝物をぎゅっと抱きしめています。
薄れる意識の中、心の内で「また会おうね」と約束します。
◆ましろ
ましろは生温かい泥に満たされた沼に沈んでいきます。
肺が水で満ちていくのを感じながら自分の体を強く抱きしめています。
薄れる意識の中、心の内で「さよならはまだ言いたくないのに」と悔やみます。
※診断結果からの、妄想駄文。面白い内容では無いのでスルー推奨。
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◇遊
遊は薄紅の蓮の花が咲き誇る池に沈んでいきます。
爪先から感覚がなくなるのを感じながら宝物をぎゅっと抱きしめています。
薄れる意識の中、心の内で「また会おうね」と約束します。
◆ましろ
ましろは生温かい泥に満たされた沼に沈んでいきます。
肺が水で満ちていくのを感じながら自分の体を強く抱きしめています。
薄れる意識の中、心の内で「さよならはまだ言いたくないのに」と悔やみます。
※診断結果からの、妄想駄文。面白い内容では無いのでスルー推奨。
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◇
――派手な水飛沫が上がって、冷たい水に身体が落ちる。
広がる紅は、咲き誇る蓮の花の色なのか、自分から流れ出る血の色なのか最早区別がつかず。
『ぁ、うん、こりゃアカンな。助かるワケ無ぇ』
なんて、こう言う時程、頭は冷静に現在の状況を把握して答えを出すのだ。
数学苦手なクセに、生存確率0%の計算結果を叩き出すのは早い早い。
学校のテストの時も、これくらい頭の回転が早けりゃ良いのに。
苦笑を零す間にも、爪先から徐々に身体の感覚が無くなってく。
ふと浮かぶのは、何時かキミと見た景色、誰かとバカやって笑い合った場所。
極々普通の高校生の自分にとっちゃ、
当たり前の日々の思い出が、何よりも大切な『宝物』で。
忘れないように、失くさないように、ぎゅっとぎゅっと抱き締め。
――首に下がっていたもうひとつの『宝物』
炎を模ったチョーカーを外して、岸辺に止まった一輪バイクへ放り投げる。
『何時か、また、逢える』と、約束と願いを篭めて。
贈り主に届けるようにと、最期の伝言。
遠ざかっていくバイクの音を聴きながら、ゆっくりと、ゆっくりと、眼を閉じる。
もしも再びこの眼を開く時が来たならば、その時は。
キミの笑顔が、其処にありますように。
『オヤスミナサイ?』
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◆
―――感じたのは、誰かにぎゅっとされているような、不思議な温かさ。
けれども、ひとりぼっちのこの身体を抱き締めてくれる人なんて、居る筈も無くて。
『だいじょうぶ、こわくない』
じわじわと、肺が水で満たされて、苦しくなる中で。
そう言い聞かせながら、自分の両手で、自分自身を抱き締める。
『だいじょうぶ、こわくない』
目を閉じれば、浮かぶのは優しい思い出達ばかり。
耳を塞いでしまえば、頭の中には大好きな人の声しか響かない。
『だいじょうぶ、こわくなんて……ない、』
……こう言うとき。
嘘を吐くのが得意な人間だったらな、って、思う。
そしたら、もっと自分を上手く騙せるのに。
『だいじょうぶ……じゃない、よ、』
楽しい思い出が浮かぶ度に、苦しくなる。泣きたくなる。
止まらないで、止まらないで、と。心臓に呼びかける。
生きたいって、身体中が叫んでる。
『さよなら、って。こんなに怖いんだ』
言ってしまったら、二度と逢えなくなりそうで、怖くて。
口に出しそうになった言葉を、必死で飲み込む。
――明日も、明後日も、その先も。
出来るだけ長く、長く、傍に居たいから。
その言葉は、まだ、言いたくないのだ。
=============
……多分コレ、シチュエーション逆にしても良いんじゃないかなーとか思いつつ。
暇だったんですすみません(土下座る)
異世界のリアイベの判定待ち中で暇だったんですね判ります☆
暇だからって、いきなり自分の最期を書かれるのは、あまり良い気分じゃないんだけども(むぅ)
大丈夫、キミ等生命力あるからきっと逞しく生きるよ!(根拠の無い自信)
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この記事へのコメント
無題
…文章力のない背後が書いたら残念文章にしかなりませんでした…(げふっ)